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反復試行の確率の計算機

本計算ツールは反復試行の確率を求める計算機です。

1回の試行により 『事象Aの起こる確率がp』であるとしたとき、この試行を『n回繰り返したときに事象Aが起こる回数に対する確率』の一覧を出力します。

【試行の設定】
    ・事象Aの起こる確率  p= 

    ・繰り返す回数          n= 

【出力値の設定】
    

    出力値の小数点以下の桁数

          

事象Aが
起こる回数
確率

・確率pは 0 < p < 1 の範囲で分数または小数で入力
・確率pを分数で入力する場合は、半角数字とスラッシュ『/』を使い入力 (例)1/6
 小数で入力する場合は、半角数字を使い入力 (例)0.25

(※当サイトの提供する計算結果や情報については一切責任は負いません。)

反復試行の確率の計算機の説明

反復試行の確率の計算機について説明します。

反復試行の確率とは

反復試行とは、同一の条件で独立な試行を繰り返す一連の試行のことをいいます。

例えば、『サイコロを\(\large{\hspace{1pt}5\hspace{2pt}}\)回振る』『コインを\(\large{\hspace{1pt}10\hspace{2pt}}\)回投げる』『くじを\(\large{\hspace{1pt}1\hspace{2pt}}\)本引いて、元に戻すことを\(\large{\hspace{1pt}7\hspace{2pt}}\)回繰り返す』などが反復試行となります。

本計算機では、\(\large{1\hspace{2pt}}\)回の試行により 事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\) の起こる確率が\(\large{\hspace{1pt}p\hspace{2pt}}\)であるとき、試行を\(\large{\hspace{1pt}n\hspace{2pt}}\)回繰り返して行うときに事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\)が\(\large{\hspace{1pt}r\hspace{2pt}}\)回起こる確率を計算します。

反復試行の確率は以下の公式から計算します。

【独立な試行の確率の公式】
\(\large{1\hspace{2pt}}\)回の試行により事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\)の起こる確率が\(\large{\hspace{1pt}p\hspace{2pt}}\)であるとする。この試行を\(\large{\hspace{1pt}n\hspace{1pt}}\)回繰り返して行うとき、事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\)が\(\large{\hspace{1pt}r\hspace{2pt}}\)回起こる確率は
\(\large{{}_n C_r \hspace{2pt}p^{\hspace{2pt}r} \hspace{1pt} (1-p)^{n-r}}\)

計算ツールの入力例① | コインの表裏

例えば、\(\large{1\hspace{2pt}}\)枚のコインを\(\large{\hspace{1pt}10\hspace{2pt}}\)回投げたときに、表が出る回数に対する確率を求めたい場合は

  ・事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\)の起こる確率 : p=1/2 (もしくは p=0.5)
  ・繰り返す回数 : n=10

と入力してください。

計算ツールの入力例② | サイコロの目

また、\(\large{1\hspace{2pt}}\)個のサイコロを\(\large{\hspace{1pt}5\hspace{2pt}}\)回投げたときに、ある特定の目が出る回数に対する確率を求めたい場合は

  ・事象\(\large{\hspace{1pt}A\hspace{2pt}}\)の起こる確率 : p=1/6
  ・繰り返す回数 : n=5

と入力してください。

【更新履歴】
・計算ツール公開 (2024/9/26)


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