本計算機は、『原価・利益・売値・利益率・原価率』のうち2つの値を入力すると、残りの3つの値を計算する計算機です。
『利益率』 は、以下の異なる2つの定義がよく使われるため、定義によって計算機を2種類に分けています。
・原価に対する利益率 (利益 ÷ 原価 = 利益率)
⇒ 計算機①
・売値に対する利益率 (利益 ÷ 売値 = 利益率)
⇒ 計算機②
本計算ツールは 以下の(1)~(3)の関係から、値を変換する計算機です。
(1)原価・利益・売値の関係
『 原価 + 利益 = 売値 』
(2)原価に対する利益の割合
『 利益 ÷ 原価 = 原価に対する利益率 』
(3)売値に対する原価の割合
『 原価 ÷ 売値 = 原価率 』
入力する値をプルダウンから選択し、半角数字で入力してください。
原価率、利益率が 25%の場合は『0.25』と入力してください。
【損益算】
・原価
・利益
【入力設定】
【出力値の設定】
出力値の小数点以下の桁数 :
原価 | 利益 | 売値 |
---|---|---|
原価に対する利益率 | 原価率 |
---|---|
本計算ツールは 以下の(1)~(3)の関係から、値を変換する計算機です。
(1)原価・利益・売値の関係
『 原価 + 利益 = 売値 』
(2)売値に対する利益の割合
『 利益 ÷ 売値 = (売値に対する)利益率 』
(3)売値に対する原価の割合
『 原価 ÷ 売値 = 原価率 』
入力する値をプルダウンから選択し、半角数字で入力してください。
原価率、利益率が 25%の場合は『0.25』と入力してください。
【損益算】
・原価
・利益
【入力設定】
【出力値の設定】
出力値の小数点以下の桁数 :
原価 | 利益 | 売値 |
---|---|---|
売値に対する利益率 | 原価率 |
---|---|
(※当サイトの提供する計算結果や情報については一切責任は負いません。)
本計算ツールについて説明します。
計算機① では、以下の式から計算を行います。
(1)原価・利益・売値の関係
『 原価 + 利益 = 売値 』
(2)原価に対する利益の割合
『 利益 ÷ 原価 = 原価に対する利益率 』
(3)売値に対する原価の割合
『 原価 ÷ 売値 = 原価率 』
また、計算機② では、利益率を以下の式から計算を行います。
(2)'売値に対する利益の割合
『 利益 ÷ 売値 = 売値に対する利益率 』
原価とは、製品・サービスを提供するために発生するコストを意味します。
また、売値とは、製品・サービスを販売する価格を意味します。
売値から原価を差し引いた額が、得られる利益の額となります。
したがって、原価・売値・利益の関係は以下のようになります。
原価 + 利益 = 売値
原価に対する利益率とは、原価に対して何%の利益を上乗せするかを意味します。 原価率は、『原価から売値を設定する』ためによく使用されます。
利益 ÷ 原価 = 原価に対する利益率
一方、売値に対する利益率とは、売値の何%が利益を占めているか意味します。 売値に対する利益率は、『利益から売値を設定する』ためによく使用されます。
利益 ÷ 売値 = 売値に対する利益率
また、原価率とは、売値に対して原価が何%を占めているかを意味します。 原価率は、『売値に対して原価が適切かどうかの指標』によく使用されます。
原価 ÷ 売値 = 原価率
例えば、原価が\(\large{1000}\)円の製品を、利益を\(\large{300}\)円だけ上乗せして販売した場合について考えます。
このときの 売値は 原価と利益の和であるため $$\large{1000 + 300 = 1300}$$ より、\(\large{1300}\)円と計算されます。
また、原価に対する利益率は 利益を原価で割ることで $$\large{\frac{300}{1000}=0.3}$$ から、\(\large{30}\)[%]と計算されます。
また、売値に対する原価率は 原価を売値で割ることで $$\large{\frac{1000}{1300}=0.769 \cdots}$$ から、\(\large{76.9}\)[%]と計算されます。
『出力値の小数点以下の桁数』では、入力された桁より1つ小さい桁で出力値を四捨五入します。
(例)『出力値の小数点以下の桁数』が2 → 出力が『10.59284...』の場合は、小数点以下3桁で四捨五入して『10.59』となります。
【更新履歴】
・計算ツール公開 (2024/5/10)